こんにちは
前回から引き続きEAの開発をしております。
運用もしていますが、自分の中でまだ良いシステムが出来るのではないか?
と疑念が残り、時間があれば常に考えている状況です。
そんな中で、スキャルピングのEAのアイデアが思いついたので、作成していたのですが、
今回は狭い間でのトレイリングストップを使用します。
その際に特に重要なのがモデリング品質です。
モデリング品質は高いほど良い
ブローカー側から提供されるヒストリカルデーダでは
1分足のモデリング品質が25%が限界ですので、精度は劣ります。
しかし、1分足でもモデリング品質を99.9%まで引き上げることが可能です。
Dukascopy社のTick Data Suiteを使用してバックテストを行えば、
かなりの精度でバックテストを行うことが可能です。
Dukascopy社のデータになりますので、ブローカーによっては誤差が発生すると思いますが、
変動スプレットにも対応していますので、とても便利です!
14日間は無料で使用できるので、本当に使用しているEAがパフォーマンスを残せるのか調べることが可能です。
2003年から調べられるので、特に有料で販売されているEAは、運用してから後悔しないようにこちらで調べておくことをオススメします!
ナンピンやマーチンゲールを使用しているシステムは大体どこかで破綻しています笑
今回はこのTick Data Suiteのデータを使用し、モデリング品質を99.9%まで上げてEAを作成しました。
固定ロット0.1
上記は4時間足での結果ですが(1分のレポート残していなかった)、固定ロット0.1でバックテストした結果です。とても綺麗に右肩上がりになっています!
今まで数え切れないくらいEAを作成してきましたが、とても安定していて良いEAかと思います。
上記以外の期間も2003年からテストしましたが、2004年以降は年間を通して負けがありませんでした。
このEAをこのまま運用しても良いパフォーマンスを残せそうです。
しかし、このEAは複利投資に切り替えた際に真価を発揮します。
1回のトレードリスクを3%で運用したテスト
1回のリスクを3%で運用した際は、2018年の2月~2021の6月までの間でかなりの額を稼ぎ出しています。
もちろん、その分ドローダウンは46%と大きくへこむ期間はあります。
なんでこのような結果になるかですが、これは1回のトレードに対し、ストップロスが一定ではないからです。
ストップロスを元にロットを決定しますので、トレードロットは変動します。
大きなドローダウンに耐える精神があれば、少ない資金でも大きな額を稼げるようなシステムになりました!
ちなみに上記はモデリング品質99.9%の1分足なので、かなり正確なデータかと思います。
もう何年もEAを製作してきましたが、ナンピン・マーチンゲール無し、最適化無しでこの結果は
間違いなく過去最高です。
上記も2003年から負け越したのは2004年だけの結果となっています。
かなりの自信作なので、今後しばらくはこのシステムだけで運用していきたいと思います。
もちろん未来はわからないので、いきなり破綻するかもしれませんが、今後が楽しみです。
6%のリスク運用
ちなみに1回のトレードリスクを6%で運用した結果が上記です。
恐ろしく増えていますが、その分ドローダウンは80%近くも出ていますね!
さすがにこれはギャンブル過ぎて容認できそうにないです!
今回のシステムがしっかりと動いてくれるなら、もうEAは製作したくないのが正直なところ。
もう何年間もかなりの時間を費やしているので、引けなくなっているのが現状です。
果たしてどうなるでしょうか。
このブログを見ている方は少ないかと思いますが、1か月後くらいに報告できればと思います。
では