理論上では100%負けないと有名なマーチンゲール
単純に負けたら倍々で投資金額を上げていきます。
負け → 100円 → 200円 → 400円
と勝つまで投資を行います。
これはカジノで行われている投資方法で、皆さん1度は思いついたことがあることでしょう。
今回はマーチンゲールと複利計算を使用したトレードシステムを作成してみたいと思います。
しかし、FXの世界では勝率50%、リスクリワードが1:1 以上の好成績トレードシステム作る事は難しく、
結構偏ったものになってしまうと思いますが、なるべく近づけてみます。
勝率が80%位のトレードシステムだったとしたらならそっちでマーチンゲールは理想的ですが、
勝率にこだわるとリスクリワードが落ちるので今回はリスクリワード1:1付近を目指します。
さて、どのようなシステムにしましょう・・・
とりあえず前回 インディケーター紹介「SlopeDirectionLine」で紹介した
SlopeDirectionLineを使ってシステムを作っていきます。
エントリーする条件は、単純に色が切り替わったらでいいかな?
そしてリスクリワードを1:1にする為、利食いと損切りを同じとします。
記事を書きながらテストしていってますので、結果はグダグダになるかもしれませんが、
時間があったら読んでみてください。
初期仕様の成績
このようになりました。
投資する条件は複利計算で、1回のトレードを総資産の2%としています。
エントリー条件はやはり、色の切り替わりだけでは連敗を重ねる為、
インディケーターにフラクタルを追加しています。
こんな感じに仕上げました。
・SlopeDirectionLine青 && フラクラルUP = フラクタルUPに待機注文
※新しくフラクラルUPが出来たら待機注文をキャンセル && 条件成立時、新たにフラクタルUPに待機注文
・SlopeDirectionLine赤 && フラクラルdown = フラクラルdownに待機注文
※新しくフラクラルdownが出来たら待機注文をキャンセル && 条件成立時、新たにフラクラルdownに待機注文
・利食い、損切り共に20pips
これで、当初の目標であった 勝率50%、リスクリワード 1:1 をクリアできたかな?
ではここから、1回目のトレードを資産の1%とし、そこからマーチンゲールを行っていくシステムに書き換えます。
マーチンゲール&複利投資
このような結果になりました。
さて、お気づきの方もいると思いますが複利投資で1%から始めた場合
6連敗すると、ロット数を維持できなくなります。
1+2+4+8+16+32 = 63%
この関係で、6連敗するとこのトレード手法は崩れ去ります。
7連敗で口座はゼロになってしまう恐ろしいトレードシステムですね。
勝率50%でも7連敗は全然あってもおかしくありません
なにか方法はないのでしょうか?
連敗数に上限を付ける
上限を付けてみました。
連敗は4回でストップとし、その後は再度1%から投資する条件にしてみました。
これで一気に口座崩壊するのを防げています。
どうでしょうか?
実際の運用ではスプレット、フォワードテストや他の通貨でも利益が出るのかを調べなくてはいけないですが、
なかなか面白いEAが出来ました。
さらに洗練させれば実際に運用してみてもよさそうですね。
時間に余裕があったら、さらにバックテストをし改善してみたいと思います。
では
コタロウ